太陽光発電の低圧・高圧の違いって? メリットとデメリットを解説!

 

太陽光では低圧・高圧という言葉をよく耳にしますが、実際その違いを皆さんご存知でしょうか?
名前だけ聞くと、「規模も大きそう」「発電量が高そう」と高圧の方が良さそうですが、実はそうではありません!
今回は、そんな低圧と高圧の違いの定義や【メリット】と【デメリット】を解説します!

目次

◉出力の大きさの種類は3種類

太陽光発電は定格出力の大きさによって低圧・高圧・特別高圧の3種類に分けられています。

▪違いの定義

定格出力の50kW未満の太陽光発電を低圧、定格出力が50kW~2000kW未満の太陽光発電を高圧と呼んでいます。
その他にも太陽光ではあまり耳にはしませんが特別高圧という種類があり、定格出力が2000kW以上の太陽光発電のことを示します。

◉メリットとデメリット

低圧太陽光と高圧太陽光にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

▪低圧太陽光

低圧のメリットは小規模な為、設備費用が高圧に比べて低く土地が小さくても設置が可能なので導入しやすい点があります。

また、「高圧太陽光は費用が高くなりそう」といって低圧太陽光を1つの土地に複数設置すれば費用を抑えられると思っている人も多いのでは?しかし、低圧太陽光を同じ土地で複数設置する事(分割案件)は禁止・認定不可となっているので注意しましょう。

▪高圧太陽光

高圧のメリットは売電収入が大きく、低圧と比べると規模が大きい為システム単価が安くなるのがメリットとして挙げられます。しかし、キュービクル(変圧器)の設置が義務づけられている為、初期費用が高くなります。

 

◉まとめ

低圧の初期費用が安い点と高圧の売電収入が大きい点の両方を求めるのは難しい為、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で目的・手段に合った太陽光を選ぶことが大切です。

 

 

🖊K・R