雑草処理をする方法5選
雑草処理の主な方法として、下記の5つがあります。
・草むしり
・除草アイテム
・草刈り機
・除草剤
・熱湯
上記の方法の詳細やメリット・デメリットなどについて解説します。
方法1|草むしり
雑草処理の基本といえば草むしりです。手で雑草を掴んで引き抜いていきます。軍手は付けたほうが良いですが、それ以外に道具や薬剤を用意する必要がないので手軽です。
ただし、長時間しゃがんだままになる上に、雑草を引き抜くのに力が要ることもあるので体力がない方だと辛いでしょう。
また、すぐに雑草が復活しないようにするには根っこから引き抜く必要がありますが、地中深くまで根を伸ばす雑草や、広範囲に根を広げる雑草だと手作業では処理しきれません。
そのため、草むしりは狭い範囲でサッと抜ける雑草を処理したいときに向いています。
方法2|除草アイテム
除草アイテムを活用すると、草むしりよりも効率的に雑草を処理できます。おすすめのアイテムは「フォーク」「熊手」「三角ホー」の3種類です。
フォーク
フォークとは、食事用のフォークのような形状の除草アイテムです。フォークを雑草の根元に差し入れて柄を傾けると、てこの原理で雑草が抜けます。それほど力を入れなくても雑草が抜けるので、体力に自信がない方におすすめです。
熊手
地面が硬くなっていて雑草が抜けにくいときは、熊手を使って地面をほぐしましょう。地面が柔らかくなると、雑草が抜けやすくなります。また、熊手は箒状なので、処理した雑草を集めるのにも便利です。
三角ホー
三角ホーとは、長い柄の先端に三角の金具が取り付けられた除草アイテムです。金具部分で雑草を刈ったり、地面を掘ったり、掘った後の土をならしたりといろいろな使い方ができます。立ったままで使えるので、しゃがんで作業をするのが辛い方におすすめです。
方法3|草刈り機
雑草が生えている範囲が広く量も多いなら、草刈り機を使うのがおすすめです。機械の力で大量の雑草をまとめて処理できます。ちなみに草刈り機には「電動回転ブレードタイプ」と「振動タイプ」の2種類があります。
・電動回転ブレードタイプ:柄の先に取り付けられた高速で回転する刃で雑草を刈る
・振動タイプ:先端に取り付けられた熊手のようなものが振動し、雑草を根っこから引き抜く
さらに草刈り機はエンジン式と電動式の2種類に分かれます。エンジン式はパワーがあるものの操作が難しいため、初心者には電動式がおすすめです。電動式にはコード式かバッテリー式の2種類があるので、使いやすいほうを選びましょう。
なお、草刈り機は安いものでも1万円台、高いものだと10万円以上と、他の処理方法よりコストがかかる点に注意が必要です。
方法4|除草剤
しっかり雑草を処理したいなら除草剤がおすすめです。除草剤には粒剤と液剤があるため、それぞれの特徴を把握して希望に合うものを選びましょう。
粒剤は少しずつ地面に浸透して雑草を枯らします。効果が出るまでに時間がかかる代わりに、持続期間が長いのが特徴です。また、新たな雑草が生えるのを防止する効果も期待できます。
液剤は葉や茎などから浸透して雑草を枯らします。即効性がありますが、地面に吸収されると効果がなくなるため、新たな雑草が生えるのを防止する効果は期待できません。
子どもやペットがいて不安な場合は、天然由来の成分で作られた除草剤を使うと良いでしょう。
方法5|熱湯
子どもやペットがいるのでどうしても除草剤を使いたくないというときは、熱湯をかける方法もあります。100℃程度の熱湯をかけると、雑草の細胞が破壊されて枯れるという仕組みです。
ただし、根っこから枯らすには、地面の奥まで浸み込むくらい大量の熱湯を用意する必要があります。広い範囲の雑草処理を処理できる量の熱湯を用意するのは難しいので、ピンポイントで処理したいときに試してみましょう。
雑草処理をするタイミング
雑草処理は、春先と秋の終わりに行うのが理想です。暖かくなると雑草の種が芽吹き、夏にかけてぐんぐん育って手が付けられない状態になります。そして秋になると雑草が種を落とし、再び暖かくなるのを待ちます。
そのため春先に1度処理して雑草の種が芽吹かないようにし、秋の終わりごろに再び処理して雑草が種を落とさないようにすると、大量の雑草に悩まされる機会が減るのです。
すでに生えている雑草を処理するときは、雨上がりで地面が柔らかくなっているタイミングだと根っこから引き抜きやすくおすすめです。
処理した雑草の処分方法
処理した雑草は、どうやって処分したら良いのでしょうか。ここでは、雑草の処分方法を紹介します。
燃えるゴミで出す
雑草は燃えるゴミとして処分できます。他のゴミと一緒に燃えるゴミの袋に詰めて捨てましょう。量が多いときは、天日干しして乾かすと容量を減らせます。
なお、自治体によってはゴミ出しのルールが異なる場合があるので、居住地の自治体のルールを確認してください。
土に埋める
穴を掘って地面に埋めてしまうのも良いでしょう。ゴミの量が減らせてゴミ袋も消費されない、環境にも財布にも優しい方法です。
ただし、処理した直後に埋めると、その場所に根付いてしまう場合があります。しっかりと乾燥させて、完全に枯れたと確認できてから埋めるようにしましょう。
また、雑草は生命力が強く、見た目は枯れていてもまだ生きていることがあります。根付いてもそれ以上成長できないように、30cmほどの深い穴を掘って埋めましょう。
たい肥として再利用する
ガーデニングや家庭菜園をしているなら、雑草をたい肥として再利用するのもおすすめです。たい肥とは、枯葉や生ゴミなどの有機物を微生物に分解させて作る肥料です。栄養豊富で花や野菜の成長に役立ちます。
生ゴミの場合はコンポストなどの容器があった方が良いですが、雑草のみのたい肥なら地面に掘った穴で作れます。作成手順は下記の通りです。
1.雑草をしっかり乾燥させる
2.雑草の量の2~3%ほどの米ぬかか油粕を用意し、雑草と混ぜ合わせる
3.2の雑草の上に、雑草の半分程度の土を被せる
4.土の上からビニールシートを被せて1か月放置する
5.空気を含ませるイメージで、底からかき混ぜる
6.4~5の手順を1か月に1回、半年ほど繰り返す
7.雑草の形がなくなったら完成
上記の通り、完成までに手間と時間がかかるので、気長に続けられる方に向いています。
業者に依頼する
雑草処理は体力も時間も必要なので、ついつい放置してしまっている方もいるでしょう。そのような場合は、専門業者に依頼することも検討してみましょう。特に広範囲の雑草を処理するのは大変なので、業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者なら丁寧に雑草を処理するだけでなく、処分まで対応してくれます。また、業者によっては、雑草の予防対策や庭木の剪定までまとめて依頼できます。
まとめ
雑草処理の方法はいろいろあります。雑草処理が必要な範囲や体力などを考慮した上で、どの方法が良いかを考えてみましょう。体力に自信がない、忙しくて時間がないなどの場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
また、雑草以外に自宅の外観を左右する要素として、外壁をキレイにしたい場合は、外壁洗浄ネオピカにご相談ください。外壁洗浄のプロが、外壁の素材や汚れに応じて道具や洗剤を選んで外壁を磨き上げます。
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