ガルバリウム外壁の掃除方法は?メンテナンスでキレイに長持ち!

ガルバリウム外壁は、デザインのおしゃれさや耐久性の高さなどから、近年、人気が高まっている外壁です。しかし、メンテナンスをせずに放置すると、ガルバリウム外壁であっても問題が発生する可能性があります。そこで今回は、ガルバリウム外壁の清掃を怠った場合に起こりうる問題や、ガルバリウム外壁の掃除方法などについて解説します。


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ガルバリウム外壁の汚れを放置するとどうなる?

外壁掃除は手間がかかるので、ついつい汚れたまま放置しがちな方も多いでしょう。ガルバリウム外壁はサビにくく耐久性が高いとはいえ、汚れを放置すると腐食したりサビが発生したりする場合があります。特に下記のような場所は、腐食やサビが発生しやすいため注意が必要です。

・雨が当たらない場所
・ホコリが溜まりやすい場所

外壁に雨や黄砂などに混入した鉄粉が付着し、そこからサビが発生するケースもあります。

また、時間の経過とともに外壁の塗膜が劣化し、汚れが蓄積しやすくなったりコケが生えたりすることも少なくありません。「チョーキング」という、塗膜の劣化によって外壁表面に粉のようなものが発生する現象が起こる場合もあります。

さらに、外壁材や窓枠などの隙間を埋めるためのシーリングが経年劣化し、穴があいたりひび割れたりして、雨水が浸入することもあります。

ガルバリウム外壁の掃除方法

ガルバリウム外壁は、定期的に掃除することが大切です。

基本的に水洗いでかまいませんが、汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を1~2%程度に希釈したものを使いましょう。掃除の手順は下記の通りです。

1.外壁全体に水をかけ、サビや汚れを洗い流す
2.1~2%程度に希釈した中性洗剤をスポンジに含ませて、落ちにくい汚れをこすり落とす
3.洗剤をつけた箇所を水で洗い流す

特に、雨がかからない場所やホコリが溜まりやすい場所は汚れが残りがちなので、しっかりと水をかけて汚れを落とします。

また、スポンジを使うときには、外壁が傷つかないようにやさしく洗いましょう。高圧洗浄機は水圧で外壁を傷つけるおそれがあるため、使用を避けることをおすすめします。

ガルバリウムの外壁掃除を依頼する業者の選び方

ガルバリウムの外壁掃除を依頼する業者は、下記のポイントを押さえて選びましょう。

・料金が明確か
・適切な価格か
・対応が丁寧か
・保証・アフターサービスがあるか

なぜ上記のポイントを意識する必要があるのか、詳しく解説します。

料金が明確か

外壁掃除を依頼する業者選びでまず確認したいのが、料金が明確かどうかです。外壁掃除を業者に依頼すると、作業費以外に養生や足場の費用がかかる場合があります。見積りを依頼した際に、こうした作業費以外の費用まで含まれているかどうかを確認しましょう。

見積りに養生や足場の費用が含まれていなかったり、「一式」と記載されているなど不明瞭な部分があったりした場合は、その場ですぐに確認することが大切です。

また、見積りに記載された費用以外に、別途料金が発生する可能性があるかどうかも聞いておきましょう。

適切な価格か

見積りに記載された金額が適正かどうかも確認しましょう。金額が高すぎる業者を避けるのはもちろんですが、安すぎる業者にも注意が必要です。

他の業者と比較して極端に費用が安い場合、かけるべき手間を省いて短時間で作業を終わらせている可能性があるためです。また、必要な養生をしない、質の悪い洗剤を使っているなどのケースも考えられます。

さらに安い価格で釣ってこっそりと養生や足場代などを上乗せされたり、後から別料金を請求されたりするおそれもあります。そのため、複数社から見積りを取って相場を把握し、適正な範囲の料金を設定している業者を選ぶことが重要です。

対応が丁寧か

良い業者はお客様への対応が丁寧です。サービス内容や当日の段取りをわかりやすく説明してくれるか、質問に的確に答えてくれるかといった点も確認しましょう。

お客様への対応が雑だったり、疑問や質問に答えられなかったり、質問をはぐらかしたりするような業者は悪徳業者の可能性があります。仮に悪徳業者ではなかったとしても、対応が雑な業者だとストレスや不安を感じるでしょう。

気持ち良く作業を依頼するためにも、見積りや現地調査に来たスタッフはもちろん、問い合わせ担当のスタッフに至るまで、対応が丁寧な業者を選ぶのがおすすめです。

保証・アフターサービスがあるか

どれだけ慎重に作業しても、外壁が劣化していて作業中に外壁材が剥がれた、大きなひび割れがあり水が侵入してしまった、などのトラブルが起こることがあります。

そうしたトラブルが起きたときの保証やアフターサービスが充実している業者を選ぶと、安心して作業を依頼できます。

どの業者にガルバリウム外壁の掃除を依頼すれば良いのかわからない場合は、ぜひ外壁洗浄ネオピカをご利用ください。

外壁洗浄ネオピカは外壁掃除を専門とする業者です。専門知識とスキルをもつプロのスタッフが、外壁素材に適した洗浄剤と道具を用いてガルバリウム外壁を丁寧に洗浄いたします。玄関アプローチやテラス、カーポートなどの洗浄もまとめてご依頼可能です。

明朗会計で見積りに記載した費用以外を請求することがないため、「別料金がかからないか」と不安に思う必要もありません。また、無料洗浄で効果を実感した上で契約するかどうかを決められるため、安心してお任せいただけます。

電話やお問い合わせフォームで無料相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。

ガルバリウム外壁をキレイに維持するには

ガルバリウム外壁をキレイに維持したいなら、下記の2点を守りましょう。

・自分で掃除する場合は高圧洗浄機を使わない
・10〜15年でメンテナンスを依頼する

上記の2点の詳細を解説します。

自分で掃除する際は高圧洗浄機を使わない

ガルバリウム外壁が少し汚れている程度なら、自力での掃除も可能です。ただし、高圧洗浄機は使わないようにしましょう。

高圧洗浄機でガルバリウム外壁を掃除すると、水圧が高すぎて表面のコーティングが剥げてしまったり、外壁材の隙間から建物内に水が侵入したりするおそれがあります。

先述の通り、ガルバリウム外壁は基本的に水を流すだけで洗浄できます。汚れが落としにくいときも高圧洗浄機は使用せず、希釈した中性洗剤と柔らかいスポンジを使って傷つけないように掃除しましょう。

10年前後でメンテナンスを依頼する

ガルバリウム外壁をキレイな状態で維持したいなら、10年に1回を目安にメンテナンスを行いましょう。

ガルバリウム外壁の耐用年数は20〜25年程度ですが、定期的にメンテナンスを行うと長持ちしやすくなります。ガルバリウム外壁を掃除する以外に、塗り替えやカバー工法、張り替えなども必要に応じて行うのがおすすめです。

・塗り替え:ガルバリウム外壁の塗装を塗り替える
・カバー工法:傷んでいる箇所の上から新たな外壁材を被せる
・張り替え:傷んでいる箇所を剥がして新しい外壁材を張り直す

施工から10年ほど経ったときに塗り替えを行うと、ガルバリウム外壁をキレイな状態のまま保ちやすくなります。外壁材の傷みが進んでいる場合は塗り替えだけでは対応しきれないため、カバー工法を検討しましょう。

ガルバリウム外壁がかなり傷んでいて塗り替えやカバー工法では対応しきれない、外壁の強度が落ちているといった場合は張り替えが必要です。

上記のようなメンテナンスを自力で行うのは困難なので、業者にメンテナンスを依頼しましょう。

まとめ

ガルバリウム外壁は耐久性がありサビにくい外壁ですが、汚れたまま放置すると劣化が進みやすくなります。

汚れがひどくなければ水洗いで済むので、こまめに掃除してサビや汚れが蓄積しないようにしましょう。また、10~15年に1度を目安にメンテナンスを行うと、長くキレイな状態を維持できます。

サビや汚れがひどかったり、塗り替えや張り替えが必要だったりする場合は自力での対処が難しいため、業者に外壁洗浄を依頼しましょう。