外壁掃除に使用する洗剤の種類
外壁掃除に使用する洗剤は、汚れの種類によって効果が異なるため、使い分けることが大切です。ここでは、外壁掃除に使用する洗剤を3つ紹介します。
中性洗剤
外壁の簡単な汚れであれば、家にあるお風呂用洗剤などの中性洗剤で落とせます。窓枠下の雨だれの跡など、気になる部分を掃除する際に使用しましょう。
外壁洗剤
中性洗剤で落とせない頑固な汚れには、市販の外壁専用の洗浄剤やクリーナーなどが有効です。ホームセンターなどで販売されているので、使用用途に合わせて準備しましょう。
また、外壁や看板の水アカやガス汚れも、市販の洗剤で落とせます。人にも環境にも優しい製品が多く販売されているので、選びやすいでしょう。
コケ専用洗剤
外壁にコケがついている場合は、コケ専用洗剤で汚れを落としましょう。洗剤をコケにスプレーした後は、そのまま放置しておけば、洗剤が浸透して効果が表れます。
コケは放置していると、広範囲に影響をおよぼすおそれがあるため、早めの対処が必要です。コケが生えやすい環境では、再び発生する可能性があるため、定期的に専用の洗剤を使用してコケの発生を防ぎましょう。
外壁掃除の洗剤の選び方
洗剤を選ぶ際は、外壁の素材や汚れの種類に合わせて選ぶことが大切です。汚れの種類に特化したものや、外壁の素材に優しいものなど、さまざまな洗剤があります。初心者向けやプロ仕様のものなど、種類も豊富です。スプレー式や希釈タイプのものなど、使い勝手を考慮しながら、用途に合わせて選びましょう。
外壁掃除に洗剤を使用する場合の注意点
外壁の状態を保ちながら、汚れをしっかり落とすためには、注意すべきポイントがあります。ここからは、外壁掃除に洗剤を使用する際の注意点を5つ紹介します。
外壁塗装や目地を傷つけないようにする
外壁を傷つけずにキレイにするには、洗剤選びが重要です。研磨剤やクレンザーは外壁を傷める原因となるため、外壁用洗剤や中性洗剤などを使いましょう。
洗う際は、毛先の柔らかいブラシか柔らかいスポンジで、優しくこすり洗いするのがおすすめです。特に、外壁の素材や目地は傷つきやすいので、雑巾で優しく拭き取るようにしましょう。
晴れの日に行う
外壁掃除のタイミングは、風が穏やかな晴れた日がおすすめです。洗った後、外壁を自然乾燥させるため、晴れていると乾きやすいためです。ただし、風が強い日は、ホコリが舞い上がり外壁が汚れやすいので、避けるようにしましょう。
安全第一に行う
外壁掃除は高所作業や危険な洗剤を使用することがあるため、安全対策が必須です。自分で行う場合は洗剤の取扱説明書を必ず確認し、危険性のある洗剤を使う場合は防護衣を着用してから行いましょう。
慣れない作業を行う際は、思わぬ事故につながらないよう、無理をせず安全第一で行ってください。また、高所作業はプロに任せるのが賢明です。
汚れの種類を確認する
外壁の汚れは、種類によって適切な洗浄方法が異なります。例えば、コケやカビ、虫などの生物系の汚れや、塗装劣化による汚れなどさまざまです。放置していると、建物の外観を損なうだけでなく、建物の寿命を縮める原因にもなりかねません。
汚れの種類を特定し、適切な洗剤や洗浄方法を選択しましょう。正しい方法で行えば、効果的に汚れを落とすことができます。
近所の住宅に配慮する
外壁掃除をする際は、ご近所に迷惑にならないよう十分注意しましょう。特に、ホースで水をかけるときは、水しぶきが隣家にかからないよう、角度や水量を調整するなどの配慮が必要です。
また、高圧洗浄機を使う場合は、騒音が気になる時間帯を避け、事前にご近所へ声をかけておくと、トラブルを防ぐことができます。
外壁掃除の方法1|ブラシやスポンジを使う方法
軽度の汚れであれば、ブラシやスポンジで簡単に落とせます。また、バケツやホースなど、一般的な家庭にある備品を活用するため、経済的です。
準備物
・ブラシまたはスポンジ
・外壁用洗剤
・ゴム手袋
・バケツ
・水道ホース
手順
1.ホースで上から下へ水をかけ、汚れを落とす
2.外壁用洗剤で汚れを落とし、ブラシやスポンジで優しくこする
3.洗剤が残らないよう、十分な水で洗い流す
4.自然乾燥させる
外壁を掃除するときは、ゴム手袋をして、洗剤が手に直接触れないよう注意しましょう。軽い汚れであれば、食器用洗剤や浴室用の中性洗剤などでも代用できます。
外壁を傷つけないよう、スポンジの柔らかい面を使用し、高所作業は伸縮性のモップやブラシなどを活用すると良いでしょう。
外壁掃除の方法2|コケ専用洗剤を使う方法
次に、コケ専用洗剤を使用した場合の掃除方法をみていきましょう。ここでは、「アルタン ワンステップ・スプレー・クリーナー」を使用した場合の準備物と手順を紹介します。ゆっくり作用し、再発抑制に効果があるだけでなく、水洗いする必要がないのはうれしいポイントです。
準備物
・洗剤
・噴射器
手順
1.事前に泥やホコリなどの汚れを水で十分洗い流し、外壁についた水分を完全に乾燥させる
2.洗剤を規定通り希釈して噴霧器に入れ、対象物が十分濡れるように吹きかける
3.洗剤の効果は、数日~数か月かけてゆっくり表れる
4.洗剤の効果が表れ、汚れが浮き上がってきたら、ブラシなどで優しくこすり落とすか、汚れが自然に乾燥して剥がれ落ちるのを待つ
コケ専用洗剤を使って外壁の掃除をする場合、水洗いの必要はありません。また、北側の壁に黒カビがびっしり生えていたり、日陰の部分にコケが厚く付着していたりする場合は、再度洗剤を外壁に噴霧することをおすすめします。
不安な場合はプロに依頼しよう!
外壁掃除は無理のない範囲で行うことが大切です。外壁は作業範囲が広く、場合によっては高所での対応が必要となり、ケガや転落のリスクが高まります。2階以上で作業が必要な場合は、専用の足場も必要です。
高所での作業が必要になる場合や、自分で行う時間が取れないとお困りの方は、専門業者に依頼するのも賢い方法です。
外壁でお悩みなら、外壁洗浄ネオピカへご相談ください。外壁洗浄のプロがお伺いし、汚れの状態を見ながら最適な洗浄剤や道具を選定します。さらに、ご連絡をいただいた後は、現地へお伺いし、無料のお試し洗浄も実施いたします。そのため、効果を実感いただいた上でご依頼いただくことが可能です。
外壁掃除は、専門業者に依頼することでより安全かつ効率的に作業を行うことができます。外壁の汚れは放置すると広範囲に広がるおそれがあるため、気になる方は外壁洗浄ネオピカまで、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
外壁掃除に使用する洗剤は、汚れの種類に応じて選ぶことが大切です。簡単な汚れであれば中性洗剤で十分です。頑固な汚れには、外壁専用の洗浄剤などを使用しましょう。外壁のコケが気になる場合は、コケ専用洗剤を使用するのがおすすめです。
外壁を掃除する際は、壁を傷つけないように注意しながら、汚れの種類に合わせて丁寧に作業しましょう。しっかりと汚れを除去するために、晴れの日を選ぶこともポイントです。
高所作業となる場合は、思わぬ事故につながるおそれがあります。専門業者への依頼を検討しましょう。