外壁洗浄を自分でするときに必要な道具
外壁洗浄を自分でする場合は、まず下記のような道具をそろえましょう。
道具 | 用途 |
毛先が柔らかいブラシ | 外壁の汚れをこすり落とす |
スポンジ | 外壁の汚れをこすり落とす |
養生シート | 洗浄しない場所を保護する |
ゴム手袋 | 手に汚れがついたりケガしたりするのを防止する |
散水ホース | 外壁に水をかける |
また、必要に応じて洗剤や洗浄機を用意します。洗浄に使った水が目に入ったり靴が濡れたりするのを防ぐために、ゴーグルや長靴なども用意しておくと安心です。
外壁洗浄を自分でする方法
必要な道具をそろえたら、外壁洗浄を始めましょう。外壁洗浄は基本的に水のみで行いますが、汚れがひどい場合は洗剤を使ってもかまいません。中性洗剤か外壁用洗剤を使用しましょう。
【外壁洗浄の手順】
1.洗浄しない箇所を養生シートで保護する
2.散水ホースで外壁に水をかける
3.ブラシやスポンジを使い、やさしく外壁をこすって汚れを落とす
4.水で汚れを洗い流す
5.外壁を自然乾燥する
洗剤を使用する場合は、ブラシやスポンジに洗剤を含ませてから汚れになじませましょう。また、使用後は外壁に洗剤が残らないように、しっかりと洗い流してください。
外壁洗浄に高圧洗浄機を使用する方法もありますが、知識がない方が使うと外壁を傷めるおそれがあるので避けたほうが良いでしょう。
外壁洗浄を自分でするときのポイント
自分で外壁洗浄するときは、下記の3つのポイントを意識しましょう。
・天気の良い日に洗浄する
・外壁を傷つけないようにする
・近隣に配慮する
これらのポイントを押さえておくべき理由を解説します。
ポイント1|天気の良い日に洗浄する
洗浄後は外壁を自然乾燥させる必要があるため、天気が良く乾きやすい日に作業するのがおすすめです。
ただし、天気が良くても風が強いとせっかく洗浄した外壁にゴミやホコリがついてしまうことから、あまり風が吹いていない日を選びましょう。
ポイント2|外壁を傷つけないようにする
外壁洗浄の際には、外壁を傷つけないように柔らかいブラシやスポンジでやさしく洗うようにしましょう。頑固な汚れがついているからといって研磨剤を使ったりゴシゴシと強くこすったりすると、外壁の素材や塗装まで削ってしまう場合があります。
高圧洗浄機の使用も避けたほうが良いですが、どうしても使う必要がある場合は、圧力が強いノズルを使わないようにしてください。水圧で外壁の素材や塗装、コーキングなどが傷むおそれがあります。
ポイント3|近隣に配慮する
外壁洗浄をするときは、近隣への配慮も忘れないようにしましょう。外壁に勢い良く水をかけると、隣家に飛び散り壁を汚してしまったり洗濯物を濡らしてしまったりする場合があります。
また、洗浄中の騒音にも注意が必要です。特に高圧洗浄機は水が飛び散りやすく、使用中にそれなりに大きな音がするため、迷惑になるおそれがあります。
場合によっては大きなトラブルに発展することもあるので、周辺に水が飛び散らないように養生する、水を勢いよくかけないなどの対処をしておきましょう。あわせて事前に近隣の家に外壁洗浄を行うことと日時を伝えておくと安心です。
外壁を傷つけずにキレイにするなら業者への依頼がおすすめ
外壁を傷つけないようにしつつ、細かな部分までしっかりとキレイにしたい場合は業者に依頼するのがおすすめです。外壁表面に軽く汚れがついている程度なら、自力でも洗浄できます。
しかし、外壁のわずかな隙間に入り込んでいる汚れや頑固な汚れを取るのは難しく、自力で作業すると外壁を傷つけてしまうかもしれません。高い所までキレイにしようと無理をして、ケガをするリスクも考えられます。
また、外壁の素材に木材が使われている場合、「アク洗い」と呼ばれる特殊な作業が必要です。ただ水や洗剤で洗うだけでは汚れが落ちないため、やはり自力での作業は避けたほうが良いでしょう。
外壁洗浄を依頼する業者の選び方
業者選びを失敗すると、思うような仕上がりにならなかったりトラブルが起こったりする場合があります。外壁洗浄を業者に依頼する場合は、下記のポイントをチェックして「良い業者」を選びましょう。
・明朗会計か
・問い合わせ後の対応が丁寧で早いか
・アフターフォローがしっかりしているか
・外壁洗浄の専門業者か
なぜ上記のポイントをチェックすると良いのか、理由を解説します。
明朗会計か
外壁洗浄の業者を選ぶときは、料金が明確に提示されているかどうかをチェックしましょう。
料金に不明瞭な部分がある業者や見積書を作成しない業者に依頼すると、後で高額な追加料金を請求されるなどのトラブルが起こる可能性があります。見積書をきちんと作成してもらい、どの作業が料金に含まれているのかを確認しましょう。
ちなみに外壁洗浄の料金は面積で決まるのが一般的です。また、足場を組んだり養生したりする必要がある場合は、それらの費用も請求されるので料金が高くなります。
複数社から見積もりを取り、それぞれの作業内容と料金を比較すれば相場がつかめるはずです。
問い合わせ後の対応が丁寧で早いか
問い合わせの際に、スタッフがサービス内容や当日の段取りについて丁寧に説明してくれるかどうかもみておきましょう。
良い業者は従業員教育が行き届いており接客レベルが高い傾向があるためです。問い合わせや疑問に丁寧かつスピーディーに対応してくれる業者なら、安心して作業を任せられます。
反対にスタッフの対応が悪かったり、あまり知識がなく疑問・質問にしっかり答えてくれなかったりする業者は悪徳業者の可能性があるので避けたほうが良いでしょう。
アフターフォローがしっかりしているか
アフターフォローの充実度も良い業者選びのポイントです。外壁洗浄の際、外壁の素材が剥がれる、室内に水が入るなどのトラブルが発生することがあります。
良い業者はこのような万が一のときに備え、保証が用意されていたり電話相談に対応していたりとアフターフォローが徹底されているものです。
業者の公式サイトを見たり問い合わせのメールをしたりするなどで、どのようなアフターフォローが受けられるのかを聞いてみましょう。
外壁洗浄の専門業者か
外壁洗浄の専門業者かどうかも見ておきたいポイントです。外壁洗浄は塗装業者がメニューのひとつとして提供しているケースが多く見受けられます。
しかし、塗装のプロであっても外壁洗浄のプロではないため、作業の知識やスキルが不足している場合があるのです。正しい知識がない業者が高圧洗浄機で洗浄し、外壁が剥がれるなどのトラブルが起きた事例もあります。
外壁は家を守るものであり、建物の寿命そのものを左右するため、正しい知識と高いスキルをもつ専門業者に依頼しましょう。
外壁洗浄ネオピカでは、専門業者ならではの知見と技術で家の外壁を美しく磨き上げます。自力では対処が難しい汚れもスッキリ落とし、「キレイな家」を維持するお手伝いをいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
外壁の汚れは家全体を古く見せてしまいます。軽い汚れなら自力での洗浄も可能なので、汚れが気になったら外壁洗浄にチャレンジしてみましょう。
ただし、強くこすったり高圧洗浄機を使用したりすると外壁を傷めるおそれがあるため、柔らかいブラシやスポンジを使ってやさしく洗浄することが大切です。また、洗浄中の水の飛び散りや騒音で周囲に迷惑をかけないように配慮しましょう。
細かいところまでキレイにしたい、自力での作業に不安があるといった場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。